嫌い嫌いも好きの内は、実在しますか。

生まれ育った町を出て五年が経った。

そう遠くもなかった分、最初はよく帰っていた。

時が経つに連れてどんどん帰る回数は減り。
今年は正月も帰らなかった。
親もその土地を離れたので文字通り
「帰る家」もないのだが。



高校生までの全ての時間を過ごし
沢山の思い出がある。

しかし僕は、地元が大嫌いだった。
友達も多く楽しく、何不自由なく過ごしていたけれど


どうしようもなく田舎で閉鎖的に感じ
当たり前が永遠に続くあの日々が
僕はどうしても好きになれなかった。


いつもの居酒屋に行けば知り合いが沢山いる。

彼女ができれば元カレはだいたい顔ぐらいは知ってて

あーーー。やだやだ。

って
高校卒業以来出たまま


出て正解だと思ってるけど、


今でもそんな場所が本当は大好きで

帰ろうとすれば
お前のためならと沢山の人が集まってくれる。


今、またタイミングで

その 
いつまでも変わらない場所
いつまでも変わらない友達

に挨拶の時期が巡ってきた。

新しいスタートの前の儀式。
そろそろ帰ろ

写真は愛媛県新居浜市の夜景
何も無いけど夜景はかなり綺麗だったりする。

欠けてるものがあるから綺麗な部分もあるのかも。
人間も多分一緒

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