越えたいアノ人。マネした先に残る自分らしさ?

ひろがった予約帳。それをみて「どういう差があるのか?」考えた日々。 by 木村直人 | POOL MAGAZINE(プールマガジン)

僕は3店舗で仕事をしているのでいわゆる「予約帳」というものは別紙なんですよね。 かつては全スタイリスト分まとまった予約帳で、自分のキャリアが増す毎に段々位置が変わっていって枠も増えていった。 自分事なんですが、過去を振り返るとその「予約帳」というものが嫌いでした。 「木村さんは”初級スタイリストの頃どうでしたか?”」 という質問が多いので思う事を書いてみます。 *当然だけど埋まってない僕の欄 全体的に見てその予約帳の僕の部分が隙間だらけなのをみていつもコンプレックスを感じていた。 「なんなんだろうなー?これは」 答えなんてわかるはずもなく、ただ漠然と日々を過ごしていた気がします。 *ある日「差」を考えはじめた。 予約が埋まる人はホント埋まる。 先輩方の埋まり方は半端じゃなかったし、実際テクニックも接客も素敵で評価されて当然なわけなんだけど、そういうのと僕を比較して「差」を考えはじめた。 *「真似」じゃなくて「差」 まず、スタイリストなってアドバイスをもらったりする事は… 「何もできないんだから”真似をする”、”見て学ぶ”」 そうしたものが多く、ヘアスタイルに関しても… 「これがいわゆる”売れるヘアスタイル”か」 みたいな感じで、ヘアスタイルというものに注力した考え方をしていたし、それが正解なんだろうと思っていた。 が、全然増えなかった。 そうなんですよね。 そういう風にしてみてもお客様が増える事は全くありませんでした。 「売れるヘアスタイル」の定義もよくわかんないし、結果論そうなった部分もあるだろうから結局そこを追っかけても仕方ないんだよねー。 と、スカスカの予約帳を見ながら思っていた。 相変わらず先輩方は予約で一杯だった。 手が空いているスタイリストは「虚しい」以外の何ものでもない。 そんなに年齢が違うわけでもない。 「一体どういう差があるんだろうか?」 それを必死で考えた。 *まず「真似をする」のがらしくなかった。 「真似をする」という説法に疑問はないのだが、「真似をする以上」根本のそれを越える事なんてないんですよね。 「そこからインスパイアされるものを提供するのがよいのだ。」 という教えも結局の所成功事例とは思えず、合う合わないもあると思う。 実際それでうまくいく人もいるだろう。 僕は全く間逆な気がした。 *自分らしくやる

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木村直人さんの売れない美容師時代の話しから考える。

自分らしさとは。

前回の続き みたいになりますが

僕は こうなりたい。と強く想い続ける目標の人物がいて
実際一緒に働かせてもらったし、裏側も見て。
沢山勉強させてもらった。

何人かとんでもないカリスマを見かけてきて
感銘を受けた人の動き、言葉選びを
僕はとにかく真似ました。


その中で上手く自分にハマって
あ、こうすればいいんだ と今でもやり続けてる事も沢山あるし。

真似てても上手くいかなくて
自分にあってないのかな と思うものも沢山あった。


真似するか しないか。
自分らしさを貫くか。
どの道でもいいと思いますが


真似した先に残るものが自分らしさ。
が僕の今。


頭を下げないのがプライドではなく
頭を下げた後に残るものがプライド。


人から見えない裏側が
その人の価値を決める。

自分の心の声も大切にしてあげましょう。

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